Introducing
「AID LiDAR キット」のご紹介
「LiDAR」とは、照射したレーザー光の反射光の情報から、対象物までの距離・形状を計測する技術です。LiDAR技術は、自動車・AGV(自動搬送車)の自動運転システム、ドローンによる空間撮影等で先行的に用いられていますが、他にも様々な応用範囲が考えられます。
「AID LiDAR キット」は、お客様自らがLiDARを触り、様々な活用可能性を探求的に探ることを可能にするキットです。
- LiDAR空間点群データの録画・再生が可能
- 4G回線を介して遠隔操作が可能
- IP33の防水筐体に格納
- IPカメラと合わせ、LiDAR・カメラ画像を同時に閲覧が可能
- 様々なカスタムアプリ実装が可能
AID LiDAR kit
「AID LiDAR キット」 – LiDAR録画・再生
「AID LiDAR キット」には、LiDAR録画・再生アプリがプリインストールされています。遠隔操作を通じ、任意のタイミングでLiDAR点群情報の録画・再生が可能です。LiDAR録画データは、様々な分析に利用が可能です。
AID LiDAR kit
「AID LiDAR キット」 – 空間距離計測
LiDARから得られる点群データは、3D空間の絶対座標を含んでおります。従いまして、空間内の二点間の距離計測などが可能です。本技術を用いることで、例えば製造ラインにおける大きさに基づく製品分類の自動化などが応用が可能です。
AID LiDAR kit
「AID LiDAR キット」 – 差分抽出
LiDARから得られる時系列の3D空間データは、様々なデータ分析に利用可能です。例として「3D空間 差分抽出」分析事例をご紹介いたします。
本技術を用いることで、差分検知、例えば山奥における倒木・落石検知等に応用が可能です。
LiDARで録画した「車なしデータ」と「車なしデータ」からの差分を色付け表示
弊社は、他にもLiDAR点群データとDeepLearning(AI深層学習)技術を組み合わせた「物体識別」技術の検証も進めております。
LiDAR技術は、様々なビジネス領域への応用可能性があると考えております。本キットと弊社の持つ様々なLiDARデータ処理技術を組み合わせ、LiDAR技術がお客様の課題解決にどのようにお役に立てるか、一緒に探りませんか?