AIアルゴリズム「PACKAGE20™」 技術ドキュメンテーション
通行量カウント
カメラ前を通行した人数と向かう方向をお知らせするAIアルゴリズムです。道路沿い、店舗入口等に設置し、店舗前の人の流れ、入店人数把握などの利用を想定しております。
- S+ Cameraの標準レンズで、概ね10m範囲内のカメラが捉えた通行人数をリアルタイムで数えます。
- 撮影カウント方向の左右・上下は、設定変更が可能です。
- カメラが検知した通行人数結果は、SORACOM Harvest Dataにアップロードされます。
技術仕様
仕様: | 通行量を測定 |
撮影間隔: | 0秒(リアルタイム) |
推論時間: | 1 ~ 2秒 |
モード: | 「上下」と「右左」の設定が可能 |
アウトプット: | Harvest Data (設定した時間ごとの通行量の情報) |
注意: | 本アルゴリズムは「Google Coral Edge TPU USB Accelerator」の使用が前提のアルゴリズムです。TPU無しでは動作しません。TPUの使用方法はこちらをご覧ください。 高温(約70~85℃以上)の環境では、推論に遅延が生じる可能性があります。 カメラの解像度によっては人間が検知されない可能性があります。 |
※より高精度で、処理速度の速い物体検知モデルをご希望の方はお問い合わせください。個別対応いたします。
設定
パラメータ | 説明 | 値 |
---|---|---|
SORACOM_ENV_MODE | この製品には使用されていないパラメータです。 | |
SORACOM_ENV_WAIT | 撮影間隔(秒) デフォルト値: 0 | 0 ~ n (数字) 例)0, 1, 5, 60, 600 |
SORACOM_ENV_CROP_TOP | この製品には使用されていないパラメータです。 | |
SORACOM_ENV_CROP_BOTTOM | この製品には使用されていないパラメータです。 | |
SORACOM_ENV_CROP_LEFT | この製品には使用されていないパラメータです。 | |
SORACOM_ENV_CROP_RIGHT | この製品には使用されていないパラメータです。 | |
SORACOM_ENV_UPLOAD_SIZE_W | この製品には使用されていないパラメータです。 | |
SORACOM_ENV_UPLOAD_SIZE_H | この製品には使用されていないパラメータです。 | |
SORACOM_ENV_URI | この製品には使用されていないパラメータです。 | |
SORACOM_ENV_FREE_PARAM | use_edge_tpu = TPUデバイスを使用するか否か デフォルト値:true UInv = 集計データのアップロード間隔(秒) デフォルト値:600(10分) direction = 左右(true)か上下(false)か デフォルト値:true(左右) direction_label_1 = 方向1の表示名 デフォルト値: “L->R”(direction=trueの場合) “T->B”(direction=falseの場合) direction_label_2 = 方向2の表示名 デフォルト値: “L<-R”(direction=trueの場合) “T<-B”(direction=falseの場合) | { “use_edge_tpu”: true/false, “UInv”: n, “direction”: true/false, “direction_label_1”: “string”, “direction_label_2”: “string” } 例: { “use_edge_tpu”: true, “UInv”: 3600, “direction”: false, “direction_label_1”: “IN”, “direction_label_2”: “OUT” } |
SORACOM_EXEC_PARAM | この製品には使用されていないパラメータです。 |